山邉ブログ

2010.11.15更新

NPO法人会計基準は、
「市民の期待とそれにこたえるべきNPO法人の責任の双方にふさわしい会計基準とはいかなるものか」
という点を策定作業の出発点に置き、

1.市民にとって分かりやすい会計報告であること。そのために会計報告の作成者の視点以上に、会計報告の利用者の視点を重視する。
2.社会の信頼にこたえる会計報告であること。

の二点を重視してNPO法人会計基準策定委員会では基準作りをしています。

この二点を満たすために、まず、正確性の確保のための複式簿記による財務諸表の体系を採用しています。
これは貸借対照表と活動計算書を中心とする財務諸表で、活動計算書は一般企業で採用されている損益計算書に近いものです。
また、財務諸表で伝えきれない部分を注記で補うこととしています。
さらに、NPO法人特有の取引について、会計報告の中に積極的に取り入れることとしています。

この財務諸表等については科目例や財務諸表のひな型、また注記例がNPO会計基準の中で公表されています。

つづく・・・・


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山邉洋税理士事務所
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投稿者: 山邉洋税理士事務所

税務関連・相続のご相談は TEL:03-3261-2363 メールでのお問い合わせはこちら
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